不妊治療の体験談⑨:採卵(2回目)➕胚移植(3回目)

石が重なった写真 採卵(二回目)➕胚移植(三回目)

一人目妊娠までの道のり〜採卵(2回目)➕胚移植(3回目)

2009年6月に子宮内膜ポリープ切除手術をしてから、8月、9月は治療を休むことにしました。

10月には、初めての検査で見つかった卵巣嚢腫が出来ていたので、その中身の水成分を抜きました。病院での検査で、時々卵巣嚢腫らしきものが、見えたりしていたので、妊娠の妨げになるものは取り除く事にしました。

そして、11月にもう一度採卵することにしました。

1回目の採卵の時は、排卵誘発剤として点鼻薬のスプレーを使いましたが、今回の採卵をする時には、スプレーは使いませんでした。

採卵(2回目)

今回の治療の流れ。

11/2(月)11/3(火)11/4(水)11/5(木)11/6(金)11/7(土)11/8(日)11/9(月)11/10(火)11/11(水)11/12(木)
診察・採血診察・
採血
診察・採血診察・採血採卵
注射注射注射
クロミッド(夕)クロミッド(朝・夕)クロミッド(朝・夕)クロミッド(朝・夕)クロミッド(朝・夕)クロミッド(朝)PM11時
HCG注射

前回の採卵時は、麻酔なしで採卵をしましたが21個卵子が採れたと言うこともあって、とても痛くて我慢したのを覚えています。なので、今回は、局所麻酔をして採卵をすることにしました。

採卵した日の日記には、「痛くて終わったあとに泣いた」と書いていました。2回目で局所麻酔をしてるから大丈夫だと思っていたけれど、実際は、違っていて泣いてしまったのだと思います。

採れた卵子は11個でした。前回と比べると少ないですが、卵子が採れて良かったです。あとは、ちゃんと育ってくれるかです。体外授精を行いました。

そして、次の日の朝に病院に電話をして、卵子の育ち具合を聞きます。

11個のうち、8個が受精をして3個は受精しませんでした。受精しなかった3個の育ち具合をみつつ、8個の受精卵も育てて今回は、2段階胚移植を行うことにしました。

胚移植(3回目)

採卵して2日後に1回目の胚移植を行いました。

受精卵
受精卵

この内の1個を移植しました。移植して30分間安静にして帰りました。

胚移植(2段階胚移植)

採卵して4日後に2回目の胚移植をしました。(2段階胚移植)

受精卵
受精卵

この内の2個を子宮内に戻して、30分間安静にしてから帰りました。

胚移植する際に処方された薬です。

ウテメナール子宮収縮予防剤子宮の収縮を抑える1日3回3日分
プラノバール女性ホルモン剤着床・黄体期を助る1日1回16日分

そして、黄体補充として、毎日注射1回(3アンプル)近くの病院で打ちました。今回は、座薬はありませんでした。

あと、治療の途中でホルモン検査も何度かしました。

E2(エストラジオール

卵胞期前半では卵胞発育が緩徐なため、E2も低値を示しますが、卵胞期後半になると卵胞の発育が加速されるため、急上昇します。この高濃度のE2がLHサージを起こします。また、E2は子宮に働き、内膜を増殖させ、頸管粘液の分泌を高めます。

P4(プロゲステロン)

排卵後に卵胞が黄体化すると、この黄体からPが分泌されはじめます。P4は黄体中期にピークに達します。妊娠が成立するとこのピークが持続しますが、黄体の退縮に伴って低下します。増殖した子宮内膜を分泌期に移行させる働きがあります。

いつものごとく胚移植をして2週間後が判定日でした。

結果は、、、、、、、陰性でした。

治療費

この周期の治療費は323,100円でした。

(250,570円➕67,880円➕4,650円)

不妊治療助成金の申請をして、県から150,000円、市から100,000円の助成金を受けることが出来ました。やはり、この助成金制度は、とても助かりました。条件が当てはまる限りは治療を続けることができるし、金銭面の負担がだいぶ楽になります。

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